サイディングのビスとは?自分で打ち込むことができるのかも解説!

「サイディングボードにビスを打ちたいけれど、大丈夫かな?」なんて、お悩みではないでしょうか。

サイディングボードの浮いたり反ったりという状況を見ると、自分でビスで修理したくなりますよね。

しかし、ちょっと待ってください!

サイディングボードにビスを打つためには、専門的な知識がなければ難しいです。

そこで今回は、サイティングのビスについて解説していきます。

必要に応じて業者に頼むなど、サイディングボードを良い状態に戻しましょう!

1.サイディングでのビスの役割

ビスには、サイディングボードを下地に固定する役割があります。

サイディングボードが経年劣化で壁から浮いてきているという状況になることも少なくありません。

そのようなときは、専用のビスを打って、改めて固定しなおします。

ここで、まずは具体的なビスを確認しておきます。

1−1.サイディングビスのサンプル

具体的にどのようなビスがあるのか、見ておきましょう。

(引用:窯業系サイディング用ビス | タッピングビス(ネジ)のフジテック株式会社

フジテックのタッピングビスは、ねじ部分の設計を最適化したことで、引抜強度があります。

引抜強度があることで、ビスがサイディングボードの重さに耐えることが可能です。

商品名  タッピングビス(窯業系サイディング用ビス)
サイズ  Φ4.6 3.8×32 ・ 4.1×32 (木下地用)
URL  http://www.fujitec-neji.co.jp/list-product/siding-vis/

(引用:木下地用金具留ビス(OZMBS)|サイディング留付金具

木下地用金具留ビスは、鋭い食い込み力と、高い引き抜き保持力を兼ね備えています。

食い込み力が強ければ、サイディングボードがズレにくく劣化しにくい状態になるのです。

商品名  木下地用金具留ビス(OZMBS)
サイズ  Φ4.2×35㎜
材質  鉄・クロムフリー(高耐食性表面処理)
URL  https://www.ozwork.co.jp/siding_material_ozmbs/

画像のようにさまざまな長さや種類のネジがあります。

このようなたくさんのビスの中から、適切なビスを選んでサイティングに打ち込まなければなりません。

ここで重要なのが、サイディングボードに適した専用のビスを使わなければならないという点です。

1−2.サイディングに使うビスとは?

どのビスを使用するのかは、サイディングボードの種類によって異なるので一概には言えません。

建物やサイディングボードの状態に応じて、適切な長さや種類のビスを使わなければならないのです。

その際、サイディングの厚さをまず知ることが重要となります。

だいたい15mm程度なので、それに20mmを足した35mm程度のものが選ばれやすいです。

ただし、構造体まで届くようなビスを打ち付けたいなら、70mm程度にしなければなりません。

このように、ビス選びは難しいので専門の業者に相談したほうが安心できます。

たとえば、窯業系サイディングなら、サイディングの重さに耐えられる引抜強度があるビスにすることが大切です。

「なんとなくできそうだし、自分でビス打ちをやってみよう!」と、思っているのではないでしょうか?

しかし、実は、自分でビス打ちをするのはやめておくべきです。

2.自分でビス打ちをするのはやめておこう

自分でビス打ちをするのはやめたおいたほうが良いとされています。

なぜなら、間違った場所にビスを打ってしまうと、サイディングボードが割れてしまう可能性があるのです。

また、割れることはなくても、下地ではないところにビス打ちをすると外壁が劣化してしまいます。

そのような状況になると、サイディングの張り替え工事を行わなければならず、コストが非常にかかる可能性が高いです。

したがって、ビス打ちで直せる範囲の状態なのかも含めて、業者に見てもらったほうが安心できます。

早めに業者に相談すれば、安価でスピーディーにその部分だけの修理をしてもらうことも可能です。

「ちょっとくらいの浮きや反りなら直せるかも。。」と、思っている人もいると思うので、それについて見ておきましょう。

3.サイディングの浮きや反りをビスで直せる?

どうしても自分で修理したいなら、ビスをサイディングに打ち込めば、浮きや反りを直せることがあります。

ただし、浮きや反りがひどくなりすぎているようであれば、サイディングを張り替えなければならない可能性も高いです。

まずは、浮きや反りの直し方を見ておきましょう。以下のような手順が必要となります。

手順1.サイディングボードの厚さを確認する
手順2.下地の位置を確認する
手順3.ビスを打つ
手順4.ビスの部分にパテを塗る

それぞれの手順について、順番に確認していきましょう。

手順1.サイディングボードの厚さを確認する

まずは、サイディングボードの厚さを確認することが必要です。

それによって、適切なビスの長さを考えなければなりません。

サイディングボードの厚さは、14mmか16mmが多いです。

16㎜なら金具止め工法で釘頭が見えないことがほとんどなので、釘頭が目立つ外壁なら14mmな可能性が高いと考えられます。

しかし、確実な判断はサイディングボードを取り付けてくれた業者に確認するのが最も確実です。

サイディングボードの厚さを勘違いしたまま次の手順に進むと、適切なビスが選べなくなってしまいます。

手順2.下地の位置を確認する

サイディングボードの厚さがわかったら、次はビスを打つために下地の位置を確認しましょう。

実は、サイディングボードの裏には、すべての場所に下地があるわけではないのです。

したがって、下地がないところにビスを打つとサイディングボードを劣化させるだけになってしまいます。

外壁の裏の下地のある部分がどこなのかは、サイディングボードを取り付けていたときの工程の写真などで確認が可能です。

そのようなものがない場合は、壁面をノックして音で判断することもできます。

下地は柱なので、ノックしたときにゴンっと硬めの音が返ってくるはずです。

下地がなければ空洞になっているので、硬くはなくコンコンと軽めの音になります。

木の下地は、455㎜程度の間隔で存在していることが多いので、参考にしながら探してみてください。

試しにやってみて判断が難しい場合は、業者に聞いてみましょう。

手順3.ビスを打つ

サイディングボードの厚さと下地の位置がわかれば、いよいよビスを打ち込みます。

適切な長さのビスを下地のあるところに打ち込むのです。

このとき、キリで打ち込む場所に軽く穴を作ってからビスを打つことで、ズレにくくなります。

実際にやってみないとビス打ちの難しさはわからないとは思いますが、非常に高度な作業です。

「ちょっとビスを打つだけ」という気持ちは捨てて、真剣に行わなければなりません。

少しでも不安があるのなら、無理な施工はやめておきましょう。

手順4.ビスの部分にパテを塗る

ビスを打ち終えたら、そこにパテを塗っていきます。

ビスを打っただけでは、ビスの部分から外壁内に水が入ってしまうのです。

パテを塗ることで、外壁内に雨水などが入ることを防ぎ、腐食することを避けられます。

せっかくサイディングボードの浮きや反りを直したのに、そのせいで建物が悪くなるのは非常にもったいないです。

したがって、しっかりパテを塗るようにしてください。

さらにそのうえに業者に施工してもらったときと同様の塗料を塗れば、見た目もキレイに整います。

ビス打ちだけで満足せずに、パテや塗料を塗ることまで忘れないようにしましょう。

以上が、サイディングの浮きや反りをビスで直す方法でした。

「自分で直せそうにないし、せめて浮きや反りが生じる頻度を減らしたい。。」と、思った人もいると思います。

サイディングを長持ちさせるために日常的に行える方法があるので、見ておきましょう。

4.サイディングボードを長持ちさせるには?

サイディングボードを長持ちさせるためには、日々のお手入れが大切です。

反りや浮きがないかの状態チェックも兼ねて、小まめにお手入れをしてください。

お手入れは、上から下にホースなどで水をかけて、柔らかいブラシで見えている汚れを落とすくらいで問題ありません。

特に難しい作業ではないので、曜日や時間帯を決めて習慣にするのが良いでしょう。

ただし、以下のように注意するべき点があります。

注意点1.高圧洗浄機は使わない
注意点2.中性洗剤を使う
注意点3.水分は残さない

それぞれの注意点について、順番に確認していきましょう。

注意点1.高圧洗浄機は使わない

日々のお手入れでは、高圧洗浄機は使わないようにしてください。

高圧洗浄機を使うと、サイディングボードが傷ついたり、へこんだりというように劣化してしまいます。

そうなると、反りや浮きなどの状態にもつながってしまうのです。

塗装が剥げ落ちてしまう可能性もあるので、高圧洗浄機を使うのは避けましょう。

一般家庭にあるホースやバケツで水をかければ大丈夫です。

注意点2.中性洗剤を使う

洗剤を使うなら、中性洗剤を使うようにしてください。

水で濡らしてブラシでこするくらいでは汚れが落ちないこともあると思います。

そのとき、アルカリ性や酸性の洗剤を使ってしまうとサイディングボードが劣化してしまう可能性が高いです。

反りや浮きを避けるためのお手入れなのに、劣化させると台無しですよね。

したがって、少量の中性洗剤で洗うのが良いでしょう。

あまり目立たないところで少しだけ試してみてから、問題なければ汚れを落とせば安心です。

できるだけ洗剤も使わなくて済むように、小まめに水とブラシでお手入れするとサイディングボードが長持ちします。

注意点3.水分は残さない

サイディングの種類にもよりますが、基本的にお手入れで水分は残さないほうが良いです。

特に木質系サイディングは水分を吸収しやすいので、できるだけ水を使ったお手入れが必要ないようにしてください。

水分が乾燥する過程でサイディングボードが劣化してしまう可能性があります。

そのためには、毎日のように、ホコリをほうきで落とすことが大切です。

他の種類のサイディングボードも、場合によってはカビなどの原因となるので水分は残さないようにすれば安心できます。

以上が、サイディングボードを長持ちさせるための方法でした。

しかし、どれだけ長持ちさせてもいずれは業者に修理を依頼する局面が出てきてしまいます。

そのときにより良い業者選びができるように、見積もりは複数のサイトでとっておくべきです。

5.見積もりは複数サイトでとっておこう!

サイディングボードを直す業者を選ぶときは、必ず複数の業者を比較するべきです。

業者によって値段や条件が変わりますし、何より満足できる選択ができます。

一括見積サービスなら、地域の複数の業者を紹介してくれる上に、断ることもしてくれるので便利です。

あなたは自分の条件に照らし合わせて選ぶだけとなります。

業者を選ぶなら一括見積サービスを利用しましょう。

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複数の業者を比較しなければ、悪質な業者に依頼してしまうかもしれません。

したがって、業者は焦らずに慎重に選ぶようにしてください。

悪徳業者の特徴は?

悪徳業者の特徴は、「30年保つ塗料がある」ことを売りに営業してくることが挙げられます。

30年保つ塗料は、技術的には開発可能ですが、現在はまだ開発自体なされていません。

また、訪問販売をしてくる業者がすべて悪徳業者ではありませんが、営業代行の可能性が高いです。

そうなると、中間手数料などで費用が高くなってしまいます。

以上のように、悪徳業者に工事を頼むと、仕上がりが雑になったり、料金が高額になったりという結果になりかねません。

「独自開発した良い塗料を使っている」ということを売りにしているのに、既存の塗料のラベルを張り替えているだけの業者もいます。

サイディングを行うなら、一括見積サービスで安心して依頼できる業者を探しましょう。

まとめ

サイディングの浮きや反りは、ビスで修理できる場合があります。

ただし、自分で行うのは難しいです。

失敗するとサイディングボードが割れてしまう可能性も高いので、信頼できる業者に依頼しましょう。

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