外壁塗装を行いたくても100万円以上かかることもありますから、そう簡単に用意できるお金ではないですよね?
そういった時に便利なのがリフォームローンです。リフォームローンは大抵の銀行で受け付けていますので、住宅ローンを組んでいる方は、ローンを組んでいる銀行なら融通が効きやすいでしょう。また金利は高いですが、クレジットカード系の会社でも組むこともできます。
さらに保険や地方自治体の支援制度も利用できる可能性がありますから、少しでも安く塗装工事を行いましょう。
本日は外壁塗装の親方を30年やっている私が、外壁塗装のローンと保険や支援制度について解説いたします。
この記事の目次
外壁塗装の工事代の支払方法は?
ローンの前に、まずは外壁塗装のお金を業者にどのように支払うのかを解説いたします。代金の支払い方法は下記の4つです。
業者への支払方法
①前払いの一括払い
→ 業者をよく知っている場合はいいですが、業者が一括払いを要求する場合は、塗料を仕入れるお金すらない、自転車操業の可能性があります。大きい金額の取引ですから、前払いの一括払いはメリットがありません。
②工事終了後の一括払い
→ 塗装を依頼する立場で考えると最もよい支払い方法。ただ業者にとっても初めて塗装するお客さんだと、心配なのは業者も同じです。相談すれば応じてくれますが、あまり業者も喜ばない支払方法です。
③着工前に半分、工事完了後に残り半分の支払
→ 一般的な支払方法です。この支払方式と、次の支払方式が一般的です。
④契約時に○○円、中間で○○円、完了後に残金
→ ③とともに一般的な支払方法です。
外壁塗装のローンとは「リフォームローン」
外壁塗装で組むローンは、リフォームローンです。主に住宅を改築・改装する際に使われるローンで、外壁や屋根の塗装もこのローンの対象です。
リフォームローンの特徴は、キャッシングローンより金利が安いことが特徴です。
リフォームローンを組むメリットとは?
まずはデメリットばかりと思われる外壁塗装のローンにも下記のようなメリットがあります。
✔金利がキャッシングローンより安い
✔住宅という資産ががあるという前提なので、審査が通りやすい。
✔返済期間を長く設定することも可能
✔団体信用生命保険をつけれるから、不慮の事故に対しても返済の肩代わりが可能
外壁塗装でリフォームローンを組む
まず外壁塗装でリフォームローンを組むには、下記の2つの方法があります。
①自分でリフォームローンに申し込む
②業者にリフォームローンを紹介してもらう
上記の①と②どちらの方法でも、問題はありません。金利が低い金融機関でローンを組むに越したことはありません。ですから住宅ローンで、現在お世話になっている金融機関があれば、まずは自分でリフォームローンを相談してみるのがいいでしょう。
一度住宅ローンの審査が通った実績もあり、現在も滞りなく住宅ローンの返済中であれば、審査を通してくれる可能性が高いからです。もし審査が通らなければ、おそらく同グループのカードローンを紹介してくれるでしょう
◆通常のカードローンの金利の目安
・消費者金融会社系のカードローンの金利は年5%~18%
・銀行系のカードローンの金利は年3%~15%
しかし、リフォームローンに比べて金利が高くなります。
◆リフォームローンの金利の目安
・リフォームローンの金利は年3~5% ←リフォームローンは他のローンより金利が安い
リフォームローンの審査が通るか?
住宅ローンと車のローンの両方をかかえている方は、ローンの審査が通るのか心配だと思います。
実は金融機関としては、返済期間の長いリフォームローンサービスを売りたいのです。定職についており、住宅ローンやその他のローンが滞った経験がなければ、審査は比較的とおりやすいです。
ただ、年収に対して、借入金の総額が高い場合は、審査が通らない場合もあります。
リフォームローンに保証人は必要か?
ローンを組む金融機関によって不要な場合もありますが、下記のようなケースは連帯保証人をつけることになります。
・所得の合算がある場合(所得を自分と奥さんの所得で申告している)の合算者
・住宅や土地が自分名義ではない場合の、住宅・土地の所有者
銀行系のリフォームローン
全国の銀行でリフォームローンをやっていますが、金利が安くて有名なのは下記の3社です。
・新生銀行住宅ローン
・住信SBIネット銀行
・イオン銀行リフォームローン
銀行によって、固定金利なのか、変動金利なのか異なります。また手数料が無料の場合もありますので、よく調べてみてください。
クレジット会社系のリフォームローン
金利の安い銀行系のリフォームローンが組むことができなければ、クレジット会社系のリフォームローンを検討しますが、注意があります。
◆クレジットカード会社と提携している外壁業者でないと使えない
ですから、外壁業者から、クレジット会社系のリフォームローンを紹介してもらう場合は問題がありませんが、自分でクレジットカード系のローンを会社を探した場合は、施工をお願いしたい業者が提携していないと、ローンを組めません。
しかし、これにはメリットもあります。
◆クレジットカード系と提携している外壁業者は間違いない!
クレジットカード系の会社が提携している会社に外壁塗装を依頼すれば、施工がしっかりしている可能性が高いです。なぜなら、施工不良などあれば、カード会社との提携は解消されますが、提携しているということは、
それがない証拠ですから、カード会社と提携している業者はおススメです。
外壁塗装を安く行う3つのコツとは!
リフォームローンを組むにしても、外壁塗装を安くおこなうのがベストです。最後に、外壁塗装を安く行う3つのコツを紹介いたします。
①台風などの風災による劣化は火災保険が適用されます
もし、塗装の劣化が経年劣化ではなく、台風などの風災被害によるものであれば、火災保険で塗装工事を行うことができます。外壁より、屋根の塗装の場合に適用される可能性が高いです。
それには保険会社から、風災認定をしてもらわなくてはいけませんが、保険会社から派遣される認定士は、なんと屋根に上ることもなく保険会社が有利な判定をだすのです。
風采認定をとるコツは、風災認定の経験のある業者に依頼することです。経験のある業者を探すには、一括見積サイトで風采認定実績のある業者を紹介してもらうのが早いです。
②地方公共団体のリフォーム支援制度を使う
まったく世間に知られていませんが、各自治体はリフォームの支援制度を用意しています。地方によって、支援の適用内容が異なりますし、先着順の場合もあります。
下記の検索サイトで、住まいの自治体が用意しているリフォーム制度を確認しましょう。
③一括見積サイトを使って、安い業者を探す
いまや常識でもありますが、無料の一括見積サイトを使えば、外壁塗装を安くすることができます。相見積もりをすることで、適正価格がわかりますし、安い業者をさがしましょう。

外壁の現場を20年仕切っている。外壁塗装は詐欺が多い業界。詐欺を撲滅したい。匿名で業界の事情を暴露します。名前はペンネームです。
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