外壁塗装のツヤありとツヤ消しで迷う方は”あり”がおすすめ!

外壁塗装を行い、業者に外壁の「色はどうします?」って言われて、ツヤがあった方がいいのか?ツヤ消しを選んだほうがいいのか?悩みますよね。

結論から言えば、個人の好みになるのですが、”ツヤあり”と”ツヤ消し”にはそれぞれにメリットとデメリットがありますから、それを理解すれば、どちらがいのかの判断材料にすることができるかもしれません。

私のおすすめは”ツヤあり”です。なぜなら塗料としての性能が良く、また”ツヤあり”も3年すればツヤがなくなるので、変わりがないからです。

本日はこの記事を読んでもらえれば、ツヤありとツヤ消しのどちらが、あなたにはいいのか判断できるようにまとめましたので、外壁塗装の親方を30年やっている私がツヤについて解説するのでご覧ください。

外壁塗装のツヤのタイプ

外壁塗装には下記のように5つのタイプのツヤがあります。

ツヤの一覧

5つのタイプのツヤ

①ツヤ消し
②3分ツヤ
③5分ツヤ
④7分ツヤ
⑤ツヤあり

②~③の3分、5分、7分はツヤありの塗料に添加物を入れて、ツヤを抑えることで作ります。添加物を入れると、塗料の機能も下がってしまいます。

ツヤありとツヤ消しのメリット・デメリット比較

「ツヤあり」のメリットとは?

✔仕上がりがピカピカになる
✔ツヤツヤのため汚れがつきにくい
✔塗料の能力を最大限にだせる

ツヤありのメリットはなんといっても、新築のような仕上がりになり、「塗装した感じ」がでることです。そして、ツヤありは、耐久性と耐候性が「ツヤ消し」に比べて、高いことです。それは塗料が油性か水性かに影響しています。

なぜなら油性と水性は、油性の方が塗料としての機能が高く、そして、ツヤ消しは油性にはないので、「ツヤあり=油性塗料」だからです。そして油性塗料でも、添加剤を入れてツヤを抑える調整することはできますが、ツヤを落とした分さらに耐久性と耐候性は落ちます。

つまりツヤがある状態は、塗料そのままの状態ですので、機能が最大限発揮できるのです。

「ツヤあり」のデメリットとは?

✔ツヤは3年もすればなくなる
✔安っぽくみえる場合も

ツヤがあると、人によっては安っぽく感じる人もいますので、この点はデメリットとも言えます。そしてツヤは3年がなくなることです。塗装の機能は3年程度では落ちないのですが、ツヤは長くもちません。

「ツヤ消し」のメリットとは?

✔落ち着いた雰囲気
✔高級感がある
✔和風の建物にマッチする

ピカピカしてないので、高級感があります。また塗装直後も、数年後もそんなに変わりがないのも魅力です。またツヤ消しの方が流行っており、いまは主流です。

ツヤ消しは水性塗料のみになります。

「ツヤ消し」のデメリットとは?

✔塗装の性能が、ツヤありよりも低い
✔塗料の種類が限られる。

耐久性と耐候性はツヤありよりも低いですから、この点は大きなデメリットです。

 

ツヤありの注意点

屋根をツヤありで、塗り替えたら、隣の家からまぶしいすぎる!という声をもらうこともまれにあります。稀なケースですが、隣の方が繊細で気にしやすいタイプの方の場合は、ツヤを少し抑えた方がいいでしょう。

3分ツヤ、5分ツヤ、ツヤ消しの注意点

3分ツヤや5分ツヤなどは、ツヤ調整塗料と言われます。ツヤがある塗料に添加物を入れて、ツヤを調整するのです。ツヤを落とした分、塗料の機能も落ちますし、添加物をまじれば色のムラができやすくなります。

機能を考えるなら添加物を混ぜなくても、最初からツヤ消しの水性塗料を使う方法もあります。ただし、外壁塗装では通常、油性塗料が使われます。その理由は油性塗料の方が機能が高いからです。

必ず色のサンプル(見本)を事前に確認しよう

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外壁塗装を行う前に、業者も見本を見せてくれます。A4くらいの板に色が塗ってあります。見本を見る時は、室内ではなく、屋外の太陽光の下でみる方が、実物に近い雰囲気をみることができます。

また見本は小さいものよりも、大きいものの方が、実際のものに近いイメージがわかると言われています。

 

ツヤで考えるのではなく、塗料の種類で考える

塗料には、ツヤの有り無しよりも大切な考え方として「塗料の種類」がありますから、ツヤよりも塗料の種類ありきで、塗装を考えることは大切です。

塗料はいろんな種類がありますが、大きく分けて下記の通りです。

・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・ラジカル塗料
・フッ素渡渉
・ガイナや光触媒などの特殊塗料

そして、現在最もよく使われる塗料がシリコン塗料です。シリコン塗料はツヤや光沢がある塗料ですが、3分ツヤや5分ツヤのタイプもあります。(その場合性能は落ちます)

またフッ素塗料は耐久性、最高と言われていますし、ツヤが長持ちするのが特徴です。このように、ツヤよりも塗料としての機能で選ぶ方が優先順位は高いです。

塗料の種類については下記をご覧ください。(塗料の種類はこちら→【全種類】塗料の種類の選び方と注意点|外壁塗装

 

外壁塗装のツヤについてのまとめ

いかがでしたか?塗料の機能をそのまま活かすなら、ツヤありをおすすめします。また私の考えも、ツヤありでも、3年もすればツヤは落ちるので、結局ツヤ消しになってしまいます。

ですから、塗料として機能がおちて、塗料の種類も限られるツヤ消しより、ツヤありを私はおすすめします。また家は住んでしまえば慣れてきます。そうすると色やツヤより、耐久性や耐候性が重要になってきますから、そういう意味でもツヤありがいいのです?

もし、外壁塗装でツヤについて本格的なアドバイスをもらいたいのなら、この記事を読んだ上で、業者に見積もりをとるのがいいでしょう。ただ業者から見積もりをもらうときは1社だけではなく、数社からもらって比較検討するようにしましょう。

数社から見積もりをもらうには、一括見積サービスが便利です。なぜなら業者に断りの連絡も、一括見積サービスの会社が代わりに断ってくれるからです。

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