外壁の汚れの落とし方|汚れの原因・種類・防止

外壁の汚れや黒ずみが目立つようになってくると、気分も良くないですよね?自分でキレイに落とすにはどのようにすればいいのでしょうか?

汚れがカンタンにとれる程度でしたら、本日紹介する自分でホースやスポンジ、洗剤を使う方法で汚れを取ることもできますし、それが面倒だったり、汚れが頑固な場合は業者に数万円でお願いする方法もあります。

本日は外壁塗装で30年親方をやっている私が、外壁の汚れの原因から落とし方、そして汚れを防止する外壁塗装まで解説いたします。

外壁が汚れる原因は、汚れやすい環境!

 

家主「そもそも、なんで外壁は汚れるのだろう・・・」

 

ご自宅の外壁が汚れるには原因があります。それは汚れやすい環境の外壁だから、汚れるのです。では汚れやすい環境とはどんなものでしょうか?下記に紹介いたします。

◆雨にあたらない場所

→ 雨にあたらない場所は、雨水によって汚れが落ちません。ですから埃や排気ガスなどの汚れがおちないで、黒ずんできます。

◆太陽の日差しがあたらない場所・湿気が多い場所

→ 日が当たらないと、湿気が溜まりやすくて、カビや藻が繁殖しやすいです。

◆外壁がデコボコしている

→ 外壁が、垂直でしたら重力で汚れが落ちますが、デコボコがあると空気中の汚れや、雨水には埃やちりが混ざっており、埃やちりには油成分が混ざっていて、外壁のデコボコに接触すると接着して離れません。

※意匠性の高い外壁は、下記写真のようにデコボコしています。

◆窓や排気口などの突起物まわり

→ 突起物があると、雨水が垂れて、その雨水の流れにそって黒ずみます。これは空気中の油分が、デコボコの壁に付着するためです。

※汚れを10年も放っておくと、下記のように”割れ”が発生します。

◆チョーキング

→ 外壁の塗料が劣化すると、外壁を手でこすると手に白い粉がつきます。これがチョーキング現象です。こうなると個人ではどうにもなりませんので、業者に壁の塗り替えを依頼する必要があります。

※チョーキング現象

外壁の汚れの種類は?

◆排気ガスや埃 <--個人で汚れが落ちるレベル

→ 外壁がデコボコしていると、排気ガスのススや埃がつきやすくなります。また汚れには油成分があり、壁に接着するのです。壁が黒ずんできます。雨で、ある程度の汚れが落ちるのですが、雨があたらない場所には付着し続けます。

◆藻、コケ、カビ <--個人で汚れが落ちるレベル

→ 日当たりが悪い場所に生えます。排気ガスや埃と違って雨では落ちません。

◆雨だれ <--個人で汚れが落ちるレベル

→ 雨だれのような突起物があると、雨の流れがかわり、1か所に集中して水が流れるため、その流れにそって汚れが付着します。

◆サビ <--業者にお願いするレベル

→ サイディングボードはサビに強いのですが、とはいっても金属製。環境によってはサビが発生することがあります。サビは完全に取り除いて、塗り替えるしかありません。また、下記写真のような波型の外壁トタンはサビが発生しやすいです。

※下記はトタン外壁のサビ

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◆変色 <--業者にお願いするレベル

→ 長い期間、紫外線を浴び続けた結果、外壁の色が薄く変色する現象です。汚れではないので、塗り替えが必要になります。

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外壁の汚れ・黒ずみをキレイに落とす

汚れのレベルに従って、汚れの落とし方を紹介します。

汚れレベル①ホースとスポンジで擦り落とす!

まずはホースを引っ張ってきて、水とスポンジでゴシゴシと外壁の汚れを落としてみましょう。これだけでも、結構、汚れが落ちます。これでも汚れが落ちなければ、次の②を見ましょう。

汚れレベル②落ちない汚れは洗剤を使って落とす!

油汚れや、水だけで落ちない汚れは中性洗剤を使って、スポンジによく含ませてゴシゴシ壁を磨きます。下記のような外壁専門の中性洗剤が販売されております。値段も600円~700円程度ですから、頑固な汚れは洗剤で落としましょう。

藻やカビは水洗いだけではとれないので、洗剤を使いましょう!

中性洗剤

汚れレベル③高圧洗浄機を1万円程度で購入して、外壁の汚れを落とす!

高圧洗浄機を購入して、外壁の汚れを落とします。価格は1万円程度のものから、7万円近くする本格的なものまでありますが、価格の差は「水圧の差」です。

しかし水圧が強すぎると、壁に傷をつけたりダメージを与える可能性があります。値段の高いものは水圧調整が可能ですが、加減がわからず強い水圧を使ってしまうかもしれません。

下記はエントリーモデルで、日本のメーカーのリョービーの高圧洗浄機で値段はたったの8,394円なので、おすすめです。

高圧洗浄機なら、藻やカビも落とすことができます。

 

高圧洗浄機の注意は、下記の通りです。

◆一か所に長く水をあてない

→ 外壁が痛みます。

◆高性能の高圧洗浄機は水圧が強い

→ 水圧をいきなり上限に使うのはやめましょう。外壁がダメージを受けます。

◆高圧洗浄機はうるさい!

→ 高圧洗浄機は、音が結構しますので、使う時間帯に気を付けましょう。

◆水が飛び散る

→ 高圧洗浄機は当然、すごい勢いで水が出るので、水も飛散します。隣の家と間隔が狭い場合は、水圧を弱めたり、水をかける角度を調整して、隣の家に迷惑がかからないようにしましょう。

汚れレベル④業者にお願いして、外壁をキレイに落とす!

洗浄だけなら、そんなに高額ではありません。例えば一軒家なら、3万円~5万円程度で、業者がピカピカに洗浄してくれます。基本的に高圧洗浄機を使っての作業になります。

カビや藻が激しい場合は、バイオ洗浄を行います。その場合は、通常の2倍の金額がかかります。

業者が行う高圧洗浄については、以前記事をまとめたので、こちらをご覧ください。(→外壁塗装で使う高圧洗浄を解説|費用・水道代・注意点

汚れ・黒ずみを防止する外壁の塗料とは?

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外壁に塗る塗料によって、汚れが格段につきにくくなります。塗料には単に色やツヤなどの美観だけではなく、耐久性や汚れに対する強さなどの機能があります。

それでは汚れがつきにくい塗料を解説してまいります。

①費用対効果が高いシリコン塗料

外壁の塗装にそこまでお金をかけれないという方には、シリコン塗料がおすすめです。なぜなら値段が安い割には、高機能で耐久性が高い塗料だからです。

現在の外壁や屋根の塗装で、最も標準的な塗料となっています。汚れに強いのが特徴です。

シリコン塗料については過去の記事をご覧ください → シリコン塗料で外壁や屋根の塗装は大丈夫?

②最新のラジカル塗料 <--おススメの塗料

ラジカル塗料は、シリコン塗料の弱点である、ラジカル因子(樹脂を壊す悪者)の発生を抑えた最新の塗料です。しかも、ラジカル塗料は水性塗料であるため、臭いが少なく、塗りやすい塗料です。シリコンと同程度に汚れに強く、価格もシリコン塗料と同程度であるため、コストパフォーマンスの面でおススメの塗料です。ラジカル塗料については過去の記事をご覧ください → ラジカル塗料とシリコン塗料はどっちがいいの?

③耐用性が高く汚れに強いフッ素塗料

フッ素というと、皆さまは歯磨き粉を思い出すかもしれませんが、塗料の世界でもフッ素はとても強い耐用性があり、汚れに強い塗料です。

高級塗料のため、シリコン塗料より価格もはるかに費用が高いです。戸建てよりも、塗り替えが困難なビルや大きな建物に使われます。なぜなら、一度フッ素で塗り替えれば、15年以上持つといわれているので、大きな建物には、塗り替えがなかなかできないので、長持ちするフッ素塗料が向いているのです。

フッ素塗料については過去の記事をご覧ください → フッ素塗料のメリットとデメリットを完全解説!

④汚れを落とす機能がある!光触媒塗料

光触媒塗料は、あらゆる塗料の中で、汚れにもっとも強いといわれている高級塗料です。光触媒は親水性というものが高く、(親水性とは、汚れと塗膜の間に水を通す性質のこと。)雨が降れば、汚れを自分で落としてしまう機能を持っているのです。

光触媒塗料の注意点は高価格な点と、太陽があたらない場所では効果を発揮しない点です。

光触媒塗料については過去の記事をご覧ください → 欠点はあるの?光触媒塗料の特徴を解説!

 

外壁洗浄や外壁塗装の業者を探す!

本日は外壁の汚れの原因から落とし方、そして汚れの防止の方法まで解説いたしました。もし外壁洗浄を業者に頼むなら、注意が必要です。

業者によっては、お客さんが何もしらないのをいい事に、「見積もりは10万円です!(洗浄だけなら5万円程度)」などふっかけたり、必要がないのに「バイオ洗浄しましょう」などを言う悪徳業者がいるからです。

家主「良い業者なんて素人がわかるわけない!」

と思われますよね?ですから、外壁洗浄や外壁塗装の際は、良い業者に適正価格で仕事を依頼するために、複数社から見積もりをとるのが常識なのです。複数社から相見積もりをとるのは、無料の一括見積サービスからまとめて依頼するのが楽ですよ。

外壁の現場を20年仕切っている。外壁塗装は詐欺が多い業界。詐欺を撲滅したい。匿名で業界の事情を暴露します。名前はペンネームです。