【まとめ】外壁塗装で電気代最大50%節約!ガイナの8つの効果!

ガイナとは、「断熱性能が高く、その上防音機能、空気清浄機能を持つ多機能塗料」のこと。簡単に言うと、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができ、家の外の騒音も少なくすることも、空気をキレイにすることもできるということです。ガイナはロケットでもっとも摩擦熱を受ける先端部分に使われている塗料の断熱・遮熱技術を、JAXAが民間の日進産業に転用した塗料で、省エネ塗料として経済産業省も数社の塗料を実験し、その結果、最も効果が高い塗料がガイナであると言っています。
しかし、注意点も多くあります。代表的なところでは、ガイナの塗りづらさであったり、用法を守らないとガイナの効果を発揮できないことです。 今日は外壁塗装で30年親方をやっている私が、ガイナの効果、注意点などをまとめて解説いたします。

1.ガイナの特徴・メリット

ガイナは販売され始めてから10年以上経ちます。意外と昔からある塗料なのです。もともとガイナは断熱塗料、遮熱塗料として売り出していましたが、使っているうちにお客さんから 「あれ?ガイナ塗ったら、部屋の空気が前よりキレイになった感じがする!」 「毎朝、屋根の上に鳥がやってくるんだけど、鳥の足音が聞こえなくなった!」 というお客さんからの口コミがあり、販売している日進産業が調べてみると、確かに空気がキレイになったり、防音機能がある!というメーカーすら把握していない効果があり、ガイナの効果が知られていった経緯があるのです。ガイナのメリットは次の通りです。

ガイナのメリット

  • 断熱、遮熱効果で夏は涼しく、冬は暖かい。
  • 外の騒音を減らし、中の音を外に出づらくする
  • 高い耐久性を持つ
  • 結露が大幅に減る ・結露しないから、断熱材が劣化しづらい
  • 高い耐熱性から不燃材料と認定されている
  • 空気をキレイにする機能がある
  • 水性塗料だから環境によく、工事中の臭いも少ない

ガイナがここまで多機能である理由の大半はガイナはセラミックを含む塗料だからです。
ガイナは塗料というよりも、塗材という言い方がふさわしく、なぜなら他の塗料は「塗料を塗る」という感じになりますが、ガイナは「セラミックをコーティング」するいう感じだからです。 外壁や屋根にコーティングすることで、紫外線は跳ね返したり、家の中の熱気を外に逃がしづらくする断熱機能、そして音をセラミックが反射吸収したり、イオン化作用を引き起こしたりと様々な機能が発生するのです。  ガイナの価格は通常の塗料の3割増しになりますが、耐久性がフッ素と同レベルですので、初期費用は高くても、長期的に考えると優れた塗料になります。これだけ機能があるとコストパフォーマンスも優れています。 

ガイナで施工した人の口コミや評判

実際、ガイナで施工したお客さんの評判は「ガイナにして結露に困ってたけど、少なくなった」とか、「思ったほど断熱の実感がないな」という、お客様によって違う感想をいただきます。 他の塗料と比べると相当な機能ですが、大きく期待すると「そこまでの実感はない」と言う声もあります。この辺は個人の感じ方にもなりますから、ガイナを塗る前に一度、ガイナのメーカーの日進産業の体験イベントに出てみることをおすすめします。その上でガイナを使えば後悔することも少ないはずです。 ガイナの体験会についてはこちらから 筆者も2017年に行ってみましたが、ガイナの効果が一目瞭然でわかります。

体験ツアーで一番驚いたのは、その空気清浄機能です。なんと案内された部屋は喫煙室らしいのですが、”タバコの臭いやヤニを全く感じないのです!”メーカーもガイナをアピールするために、わざと喫煙室でセミナーを開いているので、びっくりです!

2.ガイナの8つの効果

①遮熱効果

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通常、建物は太陽からの日差しを受けて、その熱が建物表面に発生します。その熱は建物の中に侵入し、建物内部の温度を上げるのです。しかし、ガイナを塗布すればガイナ塗料表面のセラミックが、その太陽熱を跳ね返して、放熱するので、熱の建物への侵入を最小限に抑えます。

 

 

②ガイナの断熱効果

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冬の寒い時期に暖房をつけても、壁や屋根が冷えていて、なかなか部屋が温まりませんが、屋根や外壁にガイナを塗布すると熱の移動が最小限になります。熱というのは、暖かいところから、冷たい場所に移動する性質があります。しかし、ガイナは外気を建物に入れないため、熱の移動が起こりづらいのです。

③省エネ・節電に効果的

ガイナの高い断熱性・遮熱性は室温を保つ効果があり、エアコンの冷暖房費を抑えることができます。建物が大きければ大きいほど、この省エネによるコスト削減が大きくなります。

④結露しにくい

熱エネルギーは、暖かい空気から冷たい空気に移動する性質があります。熱エネルギーを含んだ水分は、このとき窓や壁に残されて、結露を起こします。 しかし、ガイナの壁は温度差が少ないため、下記図のように結露を起こしにくいのです。
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このように温度差がなければ、結露を起こすことはありません。これがガイナが結露を起こしにくい仕組みです。結露を起こしにくいと、断熱材が湿気で劣化しないという大きなメリットがあります。また温度差が生じないということは、外壁に熱膨張がおきないので、クラックしづらいメリットもあるのです。

⑤防音効果

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ガイナを塗った壁の防音性が高い理由は、ガイナが塗られた壁に音(空気の振動)が当たると、ガイナの中に含まれるセラミックビーズが音を反射、吸収するからです。
この効果はガイナを塗布した塗装缶と、塗布してない缶を金づちでたたくと音の響きが全然異なるくらい、防音効果が違います。

 

⑥耐久性が高い

ガイナの耐久性は15年と言われており、フッ素塗料に準ずる耐久性があります。その理由は2つあります。

(1)紫外線で劣化しにくい :ガイナで塗布された表層は、特殊セラミックビーズに覆われています。このセラミックは紫外線からの劣化を起こさないという特徴があります。一般的に塗料は紫外線により劣化しますが、ガイナは極めて紫外線で劣化しにくいため、高い耐久性を実現しています。

(2)建物の膨張収縮が起きにくい
 :ガイナは断熱・遮熱効果により、外気の影響が一般塗料に比べて低いため、建物の膨張や収縮が起きづらいのです。そのため、素地に動きが生じづらく、塗膜にヒビが入りにくいため、耐久性を高く保つことができます。

⑦空気清浄機能(消臭)

ガイナが空気を綺麗にする仕組みはどのようなものでしょうか?下記図をご覧ください。
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ガイナの塗膜が太陽光に当たると、マイナスイオンを発生させます。発生したマイナスイオンは、空気中の汚れやバクテリアやホコリに帯電して下に落ちるので、空気がキレイになり、消臭効果が生まれます。
ちなみに、ガイナのメーカーの日進産業のショールームの喫煙室に行きましたが、ガイナが内装に施されていて、その場所が喫煙所と気付く人がいないくらい空気がキレイです(大げさかと思いますが、筆者もびっくりしました)

⑧不燃性がある

ガイナは表面を特殊セラミックビーズで覆われているため、高い不燃性を実現しており、その不燃性は国土交通省から認定されているほどです。ガイナの技術は、元々ロケットの先端に塗布されている塗料の技術ですので、高い不燃性があるのは当然ですね。塗膜の80%はセラミックで覆われていて、熱には極めて強いのです。

塗料としての仕組み

ガイナはもともと、ロケットの先端に塗られていた断熱技術を応用した塗料ですので、極めて高い断熱性や遮熱性、防熱性があります。

ここまでの話を見ていただいてガイナが極めて高い断熱性や遮熱性を持っていることはお分かり頂いたかと思います。では、ガイナはどのような仕組みで、極めて高い断熱性や遮熱性、防熱性をなっているのでしょうか?それを理解するには、ガイナに含まれる特殊セラミックビーズを理解します。下記図をご覧ください。

◆ガイナのセラミックビーズ構造体


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ガイナの中には、数種類の大きさの異なる特殊セラミックビーズが含まれており、塗った後、乾燥すると特殊セラミックビーズが塗膜表面に重なり合い、コーティング化を起こします。これにより太陽光、音、汚れを跳ね返す構造になるのです。 このようにガイナは特殊セラミックビーズと、アクリルシリコン樹脂を成分とした塗料で、乾燥することで塗膜にセラミックビーズが重なる仕組みにより、豊富な機能性を有するようになるのです。

3.ガイナのデメリット

JAXAが認定してロケットに塗られている塗料を、応用して作った塗料がガイナです。
それほどガイナはすごい塗料でよく知られていますが、ガイナの欠点についてはあまり知られていません。 ガイナを検討している方のために、ガイナの欠点やデメリットについて解説いたします。

①施工費用(初期コスト)が高い

まず、ガイナの欠点としてはコストです。通常のシリコン塗料と比べて、塗料自体の値段は2倍近く違います。下記は、大手のシリコン塗料の市場価格(税込)とガイナを比較した表です。
※定価ではなく、インターネットでの市場価格です。

塗料種類 メーカー 製品名 容量 1kgあたり
シリコン塗料 日本ペイント ファインSi 16kg 1250円
シリコン塗料 関西ペイント セラMシリコンⅡ 16kg 1500円
シリコン塗料 SK化研 クリーンマイルドシリコン 15kg 1067円
特殊塗料 日進産業 ガイナ 14kg 2500円

ただし、実際の塗装工事には足場の設置や、高圧洗浄、下塗りなどが含まれるので、業者に依頼する際はシリコン塗料に比べて3割程度の差に落ち着きます。 例えば、30坪の外壁と屋根の塗装工事が、シリコン塗料で行なった場合80万円だったとすると、ガイナの場合は104万円程度になる計算です。
つまり、塗料の値段は施工の中の20%程度で、残りは足場代や職人の工賃などが占めており、そこまで高額になるわけではありません。 ただし、ガイナを使えばエアコンの暖房費が安くなりますし、ガイナの耐久性は15年で、シリコン塗料の耐用年数より3年以上は長くもちますから、それを考慮して、1年あたりのコストで考えた場合、下記の計算になります。

シリコンでの塗装工事の例 100万円÷12年=1年あたりのコスト8.2万円
ガイナでの塗装工事の例  120万円÷15年=1年あたりのコスト8万円

1年あたりのコストに直すと、シリコン塗料より安くなります。このためガイナが一概に高いとは言い切れないのです。

ですが、「コストの部分はどうしても!」という方はコチラ!

②ガイナは塗りづらいため、依頼する業者が限られる

以前、「ガイナは塗料ではなく、塗材です!」と言っているのを、ガイナのメーカー説明会で聞いたことがあります。 その根拠はガイナは成分の6割はセラミックからできており、しかも乾燥すると、セラミックが塗膜の80%を占めます。つまりガイナを塗るというより、セラミックをコーティングするという感覚なので、塗料ではなく塗材という言葉の方がしっくりくるのです。 そのためガイナの塗り心地は「ボテー」としており、非常に塗りにくい塗料です。
ガイナは羽根つきの電動撹拌機で十分に攪拌して、セラミックを浮かせる必要があります。ガイナの説明書には3分以上と書かれてますが、できれば5分は攪拌した方がベターです。ちなみに棒でかき回す程度では、中のセラミックが浮いており、まんべんなくセラミックが散らないのです。つまり通常の塗料とは塗装前の準備が異なります。
またガイナは、下塗り材を選ばないのですが、やはり実績がある下塗り材でないと不安なところです。シリコン塗料のように、塗った経験のある業者が少ないのが現状ですので、ガイナを塗った実績があるかどうかが重要になってきます。 

③塗料としての制限が多い

ガイナは完全に受注生産ですので、注文してから最短で7日以上かかります。実はガイナは製造後3ヵ月以内に使いきらなくてはなりません。未開封の缶でも三ヵ月を過ぎたガイナは、水が腐ってしまうため、その機能が失われてしまいます。
ですので、ガイナはストックすることができない塗料なのです。(厳密に言えば、三ヵ月よりもう少し持つのが現場の感覚ですが、メーカーもこういった期限には敏感ですので三ヵ月が期限になっています) 一概に言い切れませんが、通常の塗料の缶は未開封であれば、3年から4年は保存することができますから、イナは極めて保管期間が短い塗料なのです。 ですので、施工期間が限られている工事や、途中でガイナが足りなくなったときなどは、すぐにガイナを注文することはできないので、注意が必要です。かといって、多めに注文するのも未開封でも使用期限が三ヵ月と短いため、他の工事で転用が難しい塗料です。

④カラーはツヤがでない、カラーバリエーションが少ない

ガイナはほとんど淡い色が中心で、濃い色や原色が出ません。なぜなら塗膜をつくっているセラミックビーズに光があたると、実際の目には白く見えるからです。またガイナは水性塗料なので、ツヤもありません。 現在はツヤ消し塗料が流行ではありますが、あの塗りたてのピカピカした感じが出ません。
致命的なのが工場や倉庫などの塗装です。法人のお客様に多いケースが、「うちのコーポレートカラーは、このオレンジです」といった指定があった場合、ガイナでは対応できないケースもあります。 お客さんが濃い色を希望する場合は、ガイナには濃い色がないので、対応不可能になります。

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⑤塗装面が滑らかにならない

ガイナは、塗装面がセラミックビーズで覆われています。そのセラミックビーズが断熱性、遮熱性、防音性などを発揮するのですが、そのセラミックビーズが塗料の面を引っ張るので、滑らかな仕上げにはなりません。言い換えればこの凸凹が、ガイナの多機能性を生んでいるのです。

◆ガイナの表面は、セラミックビーズでデコボコしている


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また、塗装面が滑らかではないということは、雪の降る地方では、屋根の雪が落ちないという欠点もあります。雪が降る地域の屋根は、雪が積もらないように角度をつけて設計されているため、ガイナを塗ってしまうと、ザラザラしており、またガイナは家の中の熱も外に出さないため、屋根の上の雪が熱によって溶けません。 このため、雪が積もる地域の屋根にはガイナは向かないのです。

⑥防カビ・コケ機能がない

万能に思えるガイナも、備わってない機能があります。それは防カビ機能です。シリコン塗料やフッ素塗料には防カビ機能がありますが、ガイナにはありません。 ガイナに防カビ・コケ機能を持たす場合は、ガイナ抗菌防カビ剤を使います。内装・外装ともに使用できますので、この防カビ剤を水の代わりに希釈材として使います。さらに水が必要な場合は、入れることも可能です。

⑦効果の実感がない可能性もあり

テレビでも紹介されるような塗料ですが、高い費用を払っても、 「あまり暖かくないなー」 「実感ないなー」 という方もいます。データや多くの評判では「すごく変わった!」という方がほとんどですが、ガイナを塗っても実感できない方もいますから、塗る前にはそういった声もあることを念頭に入れておきましょう。また、アスファルトシングルの屋根の場合も、吸い込みが激しすぎて、ガイナの効果は薄まります。 ※下記はガイナと通常塗料の、温度差の実験の様子

筆者もガイナのショールームがある板橋区の三田線の蓮根駅にある日進産業のショールームに行きましたが、その効果に驚くことばかりでした。例えば私が入った部屋は、普段は喫煙室なのですが、ガイナが内装で塗られており、まったくタバコの臭いがなく、また三田線が5メートル先に走っているのに、電車の音がわずかにしかしないなど、ガイナの効果を実感できる施設です。 ※下記は筆者が行った、ガイナの「びっくりセミナー」

高いのは当たり前だとしても、そのほかのデメリットは、あまりお客さんには関係がありません。しかし、職人泣かせの大きなデメリットがあります。それはガイナは塗りづらい塗料という点です。 ガイナは一般の塗料に比べると「ボテー」とした感じで、塗りづらいのです。

その理由は、ガイナの主成分のセラミックビーズです。どうしても普通の塗料に比べて”のび”にかけます。もちろん水を入れて塗るのはかまいませんので、用法はガイナ1缶に1500ccと決められていますが、塗装すると水分は乾燥して、水は全部飛んじゃって影響はないので、水の量は職人のあんばいになっても問題はありません。

しかし、こういった希釈のあんばいを心得ない、下手な職人にガイナを任せるとムラができます。またガイナは羽根つきの電動攪拌機で3分から5分攪拌する必要が絶対あります。 ガイナの成分のほとんどはセラミックですので、中のセラミックを塗料にまんべんなく混ぜなくては、ガイナの効果は発揮されません。ムラができてセラミックが少ない部分の塗料は、ただのアクリルシリコンに過ぎないからです。 こういったことから、ガイナを使う場合はちゃんとガイナの施工実績がある業者かどうか確認する必要があります。

また塗りに”ツヤ”がないこともデメリットです。アクリル塗料のようなツヤはガイナでは出せません。ガイナはツヤ消しと言われています。 ツヤがないのは時間が経っても、劣化した感じがしないというメリットでもありますが、まるでクリアー塗装のような仕上がりのツヤをもとめるお客さんには向いてない塗料です。
ツヤがお客さんはこちらをチェック!

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あとはお客さんにはわからないデメリットですが、ガイナ専用の「下塗り」の塗料が日進産業から発売されていない点です。ですので、下塗りは推奨品を使いますが、このあたりは実績にない業者じゃなういとガイナを塗るのは難しいポイントになります。ガイナで塗装工事を行う時は、とにかく塗装業者の選択が重要です。

そういう時は、一括見積サービスを使います。 下記リンクのサービスを申し込むと業者を仲介してくれるサービス会社のオペレーターから電話がかかってきますから「ガイナの施工実績のある業者を紹介してくさだい!」と伝えましょう。そうすればガイナの塗装が得意な業者に塗装をお願いできます。 一括見積サービスでガイナの施工実績のある業者を紹介してもらう! 

ガイナの欠点やデメリットのまとめ

ガイナの最大の長所は、断熱性や遮熱性にあります。ですので今日あげたデメリット、例えばカラーが淡い色しかないことや、ツヤがないことなどは、どちらを優先するかということになります。もし、現在の住まいにさほど、冬や夏に過ごしにくさを感じていなければ、そもそもガイナを使う理由がありません。 そして、ガイナの最大のデメリットは、塗りの難しさです。ですので、ガイナを検討するのであれば、一括見積サービスを利用して、ガイナの施工実績のある企業を紹介してもらいましょう。 一括見積サービス入力後に、オペレーターから、電話がかかってくるので「ガイナの実績のある企業を紹介してください」と言えば、2社~3社紹介してくれますよ。

4.ガイナが塗れない素材とは?

ガイナでは塗装できない素材があります。

  • フッ素加工品
  • テフロン加工品
  • PP(ポリプロピレン)
  • PCB(ポリカーボネイト)

こういった水をはじく素材にはガイナは塗布することはできません。これらの素材には下塗り材のシーラーやプライマーを塗ることができませんから、ガイナには下塗り材が必要ですので、そもそも下塗り材が塗れない場所にはガイナは塗装することができません。 また、下記の素材は吸い込みが激しいので、効果なガイナは向きません。

・アスファルトシングルの屋根

ガイナは汚れやすいの?

それは間違いです、特殊塗料ですので同じ特殊塗料の「光触媒」と比べられることが多いのです。でも光触媒機能は、セルフクリーニング機能があるから汚れに極めて強いのです。 ですのでガイナよりも光触媒塗料の方が汚れには強いのですが、ガイナにも酸化チタンという成分が入っていて、一般塗料並みに親水性があり、汚れにある程度強いです。ガイナは汚れやすいと言われてますが、そんなことはありません。 ガイナが汚れやすいと言われる原因は、ガイナの表面がザラザラした仕上げになってしまうからです。しかしそれは迷信みたいなもので、素地がザラザラしている場合は、そっちの影響の方が強いので、表面のザラザラがガイナの汚れすいというのは、勘違いと言い切って良いです。 ただし、ザラザラしているということは、直角の外壁においては問題がありませんが、角度がついてる屋根の場合は「汚れが溜まりやすい!」と主張する業者がいるのも事実です。

ガイナはDIYに向いてない

最近DIYが流行していますが、外壁や屋根の塗装でDIYはおすすめできません。 自分たちで塗装すれば人件費がかかりませんし、格段に費用が安くなりますが、新人の職人がやっても失敗することがあるくらいですので、ましてガイナのようなムラができやすい塗料をDIYで行うのはお金の無駄となってしまいます。

しかもガイナは、一般の方向けに小売りをしてません。日進産業のホームページでもDIYを薦めてはいないのです。もしDIYをしたい方は、普通の塗料を使いましょう。ガイナは塗るのも難しく、まったくDIY向きの塗料ではないのです。 ガイナに限った話ではありませんが、塗料に合わせた塗装をしないと塗料は力を発揮しないのです。

ガイナは淡い色しかない!

DIYで塗装するくらいですので、自分で塗る方は塗料の色にもこだわりを持っているはずです。しかし、ガイナの弱点の一つは、濃い色は不可能な点です。淡い色になります。なぜならガイナの主成分はセラミックビーズです。乾燥前は6割がセラミックですが、乾燥後は水が飛んで8割がセラミックの塗膜になります。セラミックは雪の結晶と同じで半透明です。

そのためガイナは顔料を入れても、セラミックの影響を強くうけるために淡い色になってしまいます。ですので、流行りの濃い色は、ガイナを使う場合は期待できません。

ガイナの色はワントーン明るく見える

ガイナは、同じ色の他の塗料よりも、明るく見えますから注意が必要です。なぜならガイナの主成分は様々な大きさのセラミックビーズを含んでいるため、光が乱反射させます。ですので同じ色の他の塗料より明るく見えるのです。 塗った後に、「あれ?思ったより明るい色だな。」ということにならないように、色見本を外壁に当てて、日光を当たる場所や日陰の場所で指定したガイナの色をよく確認しましょう。  

 

 

5.ガイナの効果が出にくいケースとは?

①ガイナを正しく塗っていないケース(DIYなど)

ガイナにデメリットがあるとしたら、その塗りにくさです。ガイナは水性塗料です。通常、水性塗料は塗りやすいのですが、ガイナは塗料が「ボテー」としており、塗りづらい塗料です。ガイナは電動撹拌機で、十分に攪拌しないとセラミックが上部に浮いてきません。また塗りにくい場合は水を足して、希釈しますが希釈量なども用法を守らなくてはなりません。
つまりガイナは一般の塗料とは、異なるのです。セラミックを塗膜の上部に綺麗に浮かさないと、ガイナの豊富な機能が実現できません。ですのでガイナを検討したい場合は、必ず無料の一括見積サービスを利用して、ガイナの実績のある業者を選びましょう。 ガイナは悪い業者が、他の塗料でガイナを薄めて塗装費用を安く仕上げる悪い企業がいます。
ですので、業者の中にはガイナの空缶を最後に施主にみせて「ガイナを〇本使い切りました」というように、正しい塗装をした証拠に空き缶の数を報告する業者もいます。

②すでに断熱材などで対策している場合

すでに断熱材などを使って対策をしている場合は、効果を実感しにくい場合があります。実際にデータを取れば、効果は出ていますが、体感温度では、そこまで感じない場合があるからです。 また窓が多い外壁も、ガイナの効果が感じられないことがあります。いくらガイナを塗って、中の熱が外にでるのを防いでも、窓から熱が逃げていくためです。

③アスファルトシングルの屋根

マンションの屋上に使われているアスファルトシングルの屋根の場合、塗料の吸い込みが激しすぎて、ガイナの効果を発揮できません。ただ戸建てにはあまり使われていませんから、問題ないでしょう。

ガイナを検討しているなら

ガイナを検討するなら、とにかくガイナに慣れている施工業者を選ぶことが重要です。ただでさえ、塗りづらい塗料ですのでガイナの実績が問われます。 ガイナを検討するなら一括見積サービスを使いましょう。一括見積会社のオペレータから電話がかかってくるので、「ガイナの施工実績が豊富な会社を紹介してくだい」って伝えるといいでしょう。

ガイナは断熱・遮熱塗料として、もっとも注目されている塗料です。そしてテレビや新聞でも多数取り上げられていますし、経済産業省も省エネ塗料として、注目しているのがガイナだからです。

ガイナが有名になったきっかけは、東日本大震災の電力危機です。経済産業省もJAXAの宇宙ロケットの技術を使った、驚異的な省エネ塗料に注目しています。露出が増えて有名な塗料になると「DIYでガイナ塗ってみようか?」という人も多くいますが、ちょっと待ってください。確かにガイナは優れた塗料ですが、塗装職人の間でも「塗りにくい」と言われる塗料です。

しかも、ガイナは小売りをしていませんので、ホームセンターで買うことはできません。インターネットでもガイナが個人で購入することができるようですが、それは正式なルートのものではありません。本物の可能性もありますが、中には白いガイナ塗料に、他の塗料を入れてガイナを薄めて販売する悪い業者もいます。ガイナをDIYで塗ることは絶対におすすめしません。次は外壁塗装の親方を30年やっている私が、ガイナのDIYを絶対に勧めない理由を解説いたします。

ガイナがDIYに向いていない理由

電動撹拌機が必要だから

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まずガイナで外壁や屋根の塗装するには、羽根付きの電動攪拌機で、塗料の攪拌を念入りに行う必要があります。なぜなら、ガイナの成分は下記の通り、ほとんどがセラミックビーズなのです。

◆ガイナの成分比率

①セラミックビーズ 6割
②アクリルシリコン 2割
③水        2割

 

セラミックは浮きやすく、そのまま使うとセラミックが上部に偏っていますので、それを電動攪拌機で、3分~5分間、塗料の攪拌を行わなくてはなりません。この攪拌作業は棒などでは不可能です。絶対に電動攪拌機が必要です。電動攪拌機はホームセンターで、1万円~2万円程度買えますが、そもそもDIYで塗装を行うなら、日本ペイントや関西ペイントからDIY用の一般向けの塗料があります。それらの塗料はこの攪拌機を使う必要がありません。ガイナはプロが使う塗料なのです。

職人の間でも、塗りづらい塗料で有名

ガイナは水性塗料です。そして水性塗料というのは、塗りやすい塗料です。しかし、ガイナは例外です。水性塗料であっても、非常に塗りづらい塗料です。職人の間では「ボテーとしていて、塗りづらい」という声がよく聞かれます。ガイナの塗料の効果に疑いはありません。しかし、職人でさえ「塗りづらい」といわれている塗料を一般の人がキレイに塗れるでしょうか?間違いなく難しいです。

しかも、ガイナには1缶(14kg)で30㎡~35㎡を二度塗りで使い切ってしまうことを推奨しています。そうすることで塗膜が4ミリから5ミリ程度の最適な塗膜の厚さになるからです。プロの職人なら、塗料の量と塗る面積などは感覚でわかりますが、DIYで一般の人がガイナ一缶あたりの塗る面積などがわかるでしょうか?
ガイナは決められた施工法で行わないと、効果を発揮しません。効果を発揮しなければ、通常塗料の3割も高額なガイナを使う意味がそもそもありません。

ガイナには下塗り材が必要

DIY用の塗料には、一般の人でもカンタンに塗れるように、油剤の1回塗りのDIY専用塗料が販売されています。これは一般の人でも、1回だけ塗ればいいように、塗料に密着性をもたせている塗料です。しかしガイナにはそもそも家庭用の塗料など販売しておらず、業務用しかありません。そして業務用塗料というのは、下塗り材と上塗り材に分かれており、通常下塗り1回、上塗り2回の合計3回塗りです。ガイナは上塗り剤です。別途、下塗り用の塗料を購入しなくてはいけません。

しかもその下塗り材は業務用のものを買う必要があります。ちなみにガイナの下塗り材は職人でさえ「ガイナの下塗り材はどうすればいいの?」という質問が、ガイナのメーカーの日進産業に寄せられています。日進産業の推奨の塗料はありますが、ガイナ専用の下塗り塗料というのはありません。塗料の知見のない方が、経験なく下塗り材を選べるわけがありません。

ただ、日進産業の話によると、ガイナは通常のシーラー、プライマー(下塗り材)なら、ガイナを上から塗ることができるので、下塗り材は何でもよいというのが、ガイナの特徴でもあります。そうはいっても、実績のある下塗り材を使ってみないと自信を持って塗れないものですよ。

ガイナに専用の下塗り材はない

ガイナには、ガイナ専用の下塗り材はありません。しかし、日本ペイントをはじめとして、塗る面に合わせた各下塗り材を使うことができます。ガイナのメーカーの日進産業からは、参考塗料が発表されております。 

◆外壁の下塗り材
①窯業系サイディングのガイナ用の下塗り材
②金属系サイディングのガイナの下塗り材
③サイディング(ALC)のガイナの下塗り材
④吹き付け塗装の外壁や左官壁在のガイナの下塗り材
⑤タイルの外壁のガイナの下塗り材
⑥コンクリート打ち放しのガイナの下塗り材

◆屋根の下塗り材
①スレート系の屋根(カラーベスト、コロニアル)のガイナの下塗り材
②粘土瓦のガイナの下塗り材
③セメント瓦のガイナ下塗り材
④ガルバリウム鋼板などの金属系屋根のガイナの下塗り材
⑤アスファルトシングルのガイナ下塗り材 

外壁のガイナ用の下塗り材

①窯業系サイディングのガイナ用の下塗り材

IMG_1546下塗り材 日本ペイント パーフェクトサーフ
窯業系サイディングによく使われる塗料です。下地色を隠すことができる塗料なので、濃い色から薄い色に変えるときには最適な塗料です。臭いの少ない1液型の水性です。

 

②金属系サイディングのガイナの下塗り材

ガルバニウム鋼板のイメージ下塗り材 日本ペイント ハイボン20デクロ

鉄製の下地に最適な下地材で防錆性、防食性に優れた、2液型の溶剤です。5度を下回る環境では、乾燥が上手くいかず、塗装欠陥をまねく可能性があります。溶剤ですので臭いがキツ目です。

 

③サイディング(ALC)のガイナの下塗り材

IMG_1539日本ペイント アンダーフィラー弾性エクセル

シーラーとフィラーの機能を合せ持つ下塗り材で、既存塗膜の上から塗ることができます。水性の1液型の塗料で、水道水で希釈するだけで、塗ることができます。

 

④吹き付け塗装の外壁や左官壁材のガイナの下塗り材

リシン仕上げ日本ペイント ニッペ水性カチオンシーラー

水性1型の下塗り材です。リシン仕上げやスタッコ仕上げなど、吹き付け塗料の下塗り材として使われます。一般の水性塗料と比べて、電荷安定性が高いため、素地との密着性が高いのが特徴です。

 

⑤タイルの外壁のガイナの下塗り材

IMG_1542

東日本塗料 スーパーエクセルプライマー

1液速乾型のプライマーで、金属やプラスチック用の下塗り材として有名です。1液型のため施工性が高く、密着力の強い塗料です。

 

 

⑥コンクリート打ち放しのガイナの下塗り材

img_2903日本ペイント ニッペ水性カチオンシーラー

水性1型の下塗り材です。リシン仕上げやスタッコ仕上げなど、吹き付け塗料の下塗り材として使われます。一般の水性塗料と比べて、電荷安定性が高いため、素地との密着性が高いのが特徴です。

 

屋根のガイナ用の下塗り材

では、屋根の種類ごとに使うべきガイナの下塗り材を紹介してまいります。

①スレート系の屋根(カラーベスト、コロニアル)のガイナの下塗り材

スレート屋根下塗り材 日本ペイント 「ファイン浸透シーラー」

弱溶剤2液型の臭いが少ない下塗り材です。浸透性が高く、素材と強く密着します。色は透明色とホワイトの2色があります。

 

 

②粘土瓦のガイナの下塗り材

セメント瓦

下塗り材 水谷ペイント 陶器瓦用プライマー

陶器瓦用プライマーは、陶器瓦に対して高い密着性があり、細かいヒビを止め、潤滑にします。色はグレーとブラウンがあります。こちらも弱溶剤の2液型の下塗り材です。

 

③セメント瓦のガイナ下塗り材

セメント瓦下塗り材 水谷ペイント 水系パワーシーラーⅡ

水性1液型なので、希釈する必要がなく、施工性が高い下塗り材です。水性なので、臭いも少なく窯業系の素材に高い浸透性がある下塗り材です。

 

④ガルバリウム鋼板などの金属系屋根のガイナの下塗り材

下塗り材 日本ペイント ハイボン20デクロ

鉄製の下地に最適な下地材で防錆性、防食性に優れた、2液型の溶剤です。5度を下回る環境では、乾燥が上手くいかず、塗装欠陥をまねく可能性があります。溶剤ですので臭いがキツ目です。

⑤アスファルトシングルのガイナ下塗り材

img_4724  日本ペイント 水性シリコンサフェーサー

水性1型の塗料です。水性のため臭いが少ない塗料です。水で5%~10%希釈して使います。乾燥時間は16時間です。アスファルトシングルは日本では、珍しい屋根材で、施工性が高いため主にマンションの屋根に使われます。アスファルトシングルの下塗り材としては、ガイナだけではなく、水性シリコンサフェーサーを使うことがほとんどです。

6.ガイナを販売している悪い業者の存在

ガイナの正式代理店に聞いた話ですが、ガイナには14kg缶と7kg缶がありますが、14kg缶を開けて、半分を安い通常塗料を入れて、薄めて販売する悪質企業があるようです。ガイナはそもそも小売りをしていません。卸ししかしておりません。もし一般の方がガイナを手に入れられるように販売していたとしたら、それは正規ルートではありません。残念ですがガイナを正式ルートで仕入れて、小売りに流している悪い業者がいるのです。

7.ガイナの効果を最大限にするのは、業者の腕しだい!

ガイナは夢の塗料といっても過言ではありません。しかし、ガイナの最大のデメリットは水性塗料にも関わらず、塗りづらい点です。 ですのでガイナを塗りたい場合は、無料のインターネットサービスの一括見積を使って、ガイナの実績のある業者を2社~3社程度紹介してもらい、一括見積を行いましょう。
ガイナは、テレビなどのメディアでも多く取り上げられている高機能塗料です。耐久性、防音性、遮熱性が高くエコ塗料としても広く有名な塗料になりました。
しかし、そんなガイナを使うときの悩みは、ガイナ専用の下塗り材がないことです。なぜならガイナのメーカーの日進産業は、塗料メーカーではないため下塗り材を作っていません。 しかし、ガイナの下塗り材は、日本ペイントなどの下塗り材を使うことができ、日進産業から下塗りの参考一覧表が発表されております。しかし、あくまで”参考”としており、”指定”ではないので、注意が必要になります。
ガイナは、通常の塗料と比べて「ボテー」としており塗料に伸びがなく、非常に塗りにくい塗料ですので、ガイナ塗料を使って屋根や外壁塗料を塗る場合は、必ずガイナの施工実績のある業者に依頼する必要があります。
ですので、ガイナを検討するのであれば、一括見積サービスを利用して、ガイナの施工実績のある企業を紹介してもらいましょう。 一括見積サービス入力後に、オペレーターから、電話がかかってくるので「ガイナの実績のある企業を紹介してください」と言えば、2社~3社紹介してくれますよ。

外壁の現場を20年仕切っている。外壁塗装は詐欺が多い業界。詐欺を撲滅したい。匿名で業界の事情を暴露します。名前はペンネームです。

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